『手仕事と人の力を感じた、小豆島研修旅行

商工会議所女性会の研修旅行で、
小豆島へ行ってきました。
正直、出発前は
日程も体調も少し厳しくて、
参加できるか不安もありました。
でも結果的には、
学びと笑いにあふれた、忘れられない2日間になりました。
木桶醤油の見学で感じた「手仕事の力」
まず心に残ったのが、
木桶醤油の蔵見学。
・手仕事で仕込まれ
・4年もの時間をかけて寝かされ
・一樽で400L
工房に一歩入ると、
麹の香りがふわっと広がって
「あぁ、時間と人の手で育てられてる味やな」と
自然と背筋が伸びました。
効率だけでは生まれない価値。
これは、ものづくりをする立場として
とても胸に響きました。
オリーブ園では、まさかの大笑い
オリーブ園では、
魔女の宅急便のキキになりきって
ほうきで飛ぶチャレンジ🧹✨


……結果は、
飛べず(笑)
加工してもらって、みんなで大笑い。


こういう時間があるから、
チームって近づくんやなと感じました。

そのあとまたまた手仕事の手延べそうめんの工場見学。三輪素麺とは又ちがうつるるんとした食感。作りたてを推されてました!

食って人にお届けするまでに込める思いがそれぞれあるなと共感するお話ばかりでした!


夜は大宴会。発酵の底力
夜はお待ちかねの大宴会🍶
小豆島の海の幸に、
醤油と麹を使ったステーキ、魚のコース。
デザートは
まさかの醤油プリン。
これがまた、ちゃんと美味しい。
発酵って、
ほんまに奥が深いです。/

2日目は早朝からホテル前に出現したエンジェルロードをお散歩

昨日はなかった道~✨

幸せになれる道らしい♥️/


朝食で受けた衝撃
朝食バイキングで、
小豆島の白味噌をいただきました。
……衝撃的な美味しさ。
やさしくて、深くて、
体にすっと入る味。
「土地が違えば、
同じ味噌でもこんなに違うんや」
と、改めて感じました。
二十四の瞳と映画村で感じた日本の原風景
「二十四の瞳」では、
戦後の日本の空気を体験。
映画村では、
童心に戻って竹馬に乗ってはしゃぎました😊
学びと遊びが、
自然に混ざる時間でした。
いちばんの学びは「人」
たくさん食べて、
たくさん飲んで、
たくさん笑って。


そして何より、
奈良の大御所の先輩方に可愛がっていただき、
たくさんの学びをいただいた2日間でした。
皆さん、
日々の仕事で忙しいはずなのに、
本当にパワフル✨
「あぁ、
これができるから
女性企業家として成功されているんやな」
と、心から感じました。
私はまだまだ、
アリンコみたいな存在。
それでも、
真剣に話を聞いてくださり、
真剣に考えてくださる。
そんなあたたかいメンバーの中に
いさせてもらえることを、
本当に光栄に思います。
仕事って、やっぱり「人」
今回の研修旅行で、
改めて思いました。
仕事って、やっぱり人。
人との関わりで、
考え方も、行動も、
随分変わる。
まだまだ、
諸先輩方の生きざまを
学ばせてもらいたい。
最初は不安もあった旅でしたが、
たくさん気を遣っていただき、
心から楽しい研修旅行になりました。
感謝です。

『べっぴん奈良漬のロゴに込めた、やさしいご縁の話』

「このロゴ、かわいいですね」
そう言っていただくことが、よくあります🦌

実はこのロゴ、
とても大切な友達とのご縁から生まれました。

彼女は、
三重県で酒屋をしている私の親友です🍶

ワインやお酒のラベルをオリジナルで作成してくれます!!
もう何年もの付き合いで、
毎年、絵手紙を送ってくれる人。

その絵が、とにかくやさしい。
見るたびに、
心がふっとゆるむような絵で、
私はずっと大好きでした。

だから、
ロゴを作るなら、
絶対に「あーちゃん」にお願いしよう
そう、最初から決めていました。

お願いしたときに伝えたのは、
たったこれだけ。

「奈良やから、
鹿か大仏でお願いできる?」と😊

すると彼女は、
本当に快く引き受けてくれて、
たくさんのデザイン案を描いてくれました。

どれもあたたかくて、
どれも彼女らしくて、
正直、選ぶのに迷いました。

……でも、
その中にいたんです。

おしりが♡の鹿の子 🦌❤️

見た瞬間、
「あ、この子や」
一目ぼれでした。

迷いは、
一切ありませんでした。

「この子でいきたい!」
そう即決。

ロゴの文字も、
もちろん彼女の手書きを
そのまま使わせてもらいました✏️

少し不ぞろいで、
でも、あったかくて、
どこか人の気配が残る文字。

今でも、
本当にお気に入りです。

このロゴを見るたびに思います。

このお店は、
一人では作れなかった。
たくさんの人のやさしさに
支えられてきたんやなぁって。

べっぴん奈良漬のロゴは、
ただのマークではありません。

友達の想いと、
私の想いが重なった、
小さな証
です🍀

だから今日も、
このロゴを胸に、
一つひとつ、
大切に作っています。

『どうして「べっぴん奈良漬」なの?実は、娘がつけてくれた名前です』

「どうして“べっぴん奈良漬”なんですか?」
これは、本当によく聞かれる質問です。

理由は、前にも書いた通り。
外見じゃなく、中身がきれいなものを作りたかった。
それに尽きます。

……でも実は、
きっかけは、もっと現実的でした。

パッケージを印刷するにあたって、
印刷屋さんから言われた一言。

「商品名が決まらないと、
デザインが進められません」

しかも、
締め切りギリギリ。 😅

どうしよう。
ほんまに、どうしよう。

そんなある日の帰り道。
幼稚園に通っていた娘と、
手をつないで歩いていました👧🤝

頭の中は、
商品名のことでいっぱい。

きれい。
素敵。
美人。

……うーん、
どれもしっくりこない。

「どうしよー。何がいいかなぁ……」
と、半分独り言みたいにつぶやいたとき。

娘が、
何気なく言ったんです。

「べっぴんは?」

一瞬、
足が止まりました。

あぁ、
そうかもしれない。

私はいつも、
娘のことを
「べっぴんちゃん」
って呼んでいました。

だからかな。
その言葉が、
すごく自然に出てきたんやと思います。

胸の奥で、
ピン。 と音がしました。

「じゃあさ、
奈良漬べっぴん と
べっぴん奈良漬、
どっちがいいと思う?」

そう聞くと、
娘は迷いもなく、

「べっぴん奈良漬!!」 😄

即決でした。

こうして、
「べっぴん奈良漬」
という名前は生まれました。

あとから考えれば、
理由も、意味も、
全部つながっていた気がします。

中身が大切。
やさしくて、
丁寧で、
子どもでも食べられる。

そして、
誰かを想って作られているもの。

それって、
人で言うなら
**ほんまの“べっぴんさん”**やなぁって😊

締め切りに追われて、
たまたま生まれた名前。
でも実は、
一番大切な人の言葉から
生まれていました。

今では、
この名前に
心から誇りを持っています。

「べっぴん奈良漬」は、
娘と一緒に決めた、
私にとって
宝物の名前です🍀

『「ママちゃん、これおいしい」から始まった、私と奈良漬の誕生物語』

奈良漬を作り始めた理由を聞かれると、
私はいつも少し考えてから、言葉を選びます。

私は、
長男を亡くしています。

妊婦のときから半年ほど入院検査の後
生まれて1カ月ほどで天国へ行ってしまいました。

その後の私は、
何もしたくなくなりました。
育児もできず、
今で言うと「育児放棄」に近い状態だったと思います。

人生について考えることも、
前を向くこともできず、
生きること自体をお休みしていた時期がありました。

そんな中で、
幼稚園に通っていた長女がいました。

ある日、
たまたま作っていた食べものを口にして、
ぽつりと、こう言ったんです。

「ママちゃん、これおいしい」 🍚

その一言で、
世界が一気に変わったわけではありません。
でも、
心の奥で何かが、ほんの少しだけ動きました。

「子どもでも食べられる」
その発想が、
このとき初めて生まれました🌱

私は若い頃、
バスガイドをしていました🚌
毎日のように観光のお客様と奈良を巡り、
あることをずっと感じていました。

「奈良って、ほっておいてもお客様は来てくれる」
でも、
「珍しくて、常温で持ち帰れるお土産って、意外と少ないな」
ということ。

私が引きこもり、
人生をお休みしていた間、
幼稚園の先生や、ママ友たちに
この奈良漬をお裾分けしていました。

すると、
思いもよらない言葉が返ってきました。

「これ、売って!」
「こんなお土産、探してた!」

そのとき、
ふと頭に浮かびました。

「これ、お土産ギフトにしたら喜ばれるんちゃう?」 🎁

そこからの行動は、
今思えば本当に無謀でした。

うつの時期があったからこそ、
こんな挑戦ができたのだと思います。
正常な大人なら、
たぶん、しないと思います。

だって、
投資ばかりが先にかかって、
売れる保証もなければ、
販売先も何もない。

今考えても、
正直、おそろしい…… 😅
「ようやったな」と自分でも思います。

でも、不思議なことが
本当に、たくさん起こりました。

お漬物グランプリ
西日本グランプリ。
全国準グランプリ。

メディア主催の
ごはんのお供グランプリ。

新聞やテレビでも取り上げていただき、
販売先は、少しずつ、でも確実に増えていきました。

私は今でも思っています。

これは、
天国にいる「つばさ」が
商品として生き続けてくれているんや
と。

彼が生まれていなければ、
この商品は
絶対に誕生していません。

だからこの奈良漬は、
私にとって
もう一人の子どものような存在です。

一つひとつ、
愛情を込めて製造し、
洋服を着せてあげるような気持ちで
丁寧に梱包しています🎀

そしてこれは、
私一人の力ではありません。

当店のスタッフとともに
愛情たっぷりで作っている商品です。

悲しみから生まれたけれど、
今は、
誰かの「おいしい」や
誰かの大切な時間に寄り添える奈良漬になりました。

この物語が、
どこかの誰かの心にも、
そっと届いたらうれしいです🍃

主婦が始めた小さな店舗、今年で15年目を迎えました

奈良が好きです。
観光地としての奈良ももちろん好きですが、
それ以上に、暮らす奈良が好きです。

朝の空気、静かな住宅街、
ちょっと足を伸ばせば歴史がすぐそばにあるところ。
派手じゃないけど、ずっと変わらないところ。

そんな奈良で、
私は奈良漬を進化させたお店を続けています。

もともとは、
奈良が好きな、どこにでもいる主婦でした。
起業なんて大それたことを考えていたわけでもなく、
ただ
「奈良漬もう少し食べやすかったらいいのにな」
そんな素朴な気持ちが始まりでした。

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奈良漬は、
伝統があって、歴史があって、
とても誇れる奈良の食文化です。
でも一方で、
「苦手~クセが強い」「食べ方がわからない」
そんな声もよく聞きました。

だったら、
今の暮らしに合う形にしてみよう。
毎日のごはんに、
ちょっとだけ寄り添える存在にできたら。

そうして試行錯誤しながら生まれたのが、
今のお店のべっぴん奈良漬です。

気づけば、今年で15年目
正直、あっという間でした。
うまくいったこともあれば、
失敗して落ち込んだ日もたくさんあります。

それでもここまで続けてこられたのは、
奈良という土地と、
食を通して出会えた人たちのおかげだと思っています。

このブログでは、
・奈良のこと
・食のこと
・お店を続けてきた日々のこと

そして、
奈良で暮らしているからこそ感じる
小さな気づきや想いを、
肩ひじ張らずに書いていこうと思います。

どうぞ、
お時間のあるときに、
ふらっと読みにきていただけたら嬉しいです。